[ディークは卒業して以来、士官学校に顔を出していない。だからカレルともソマリとも、卒業以来ということになる。ただ。実は時折、手紙めいたものを送った。手紙めいた──というのはつまり、ベリアンに送っていた>>0:100もの同様、手紙には大した文字は書かれていなかったのだ。ディークは絵も手紙も、あまり得意でなかった]