[言葉に沿うように、胸元からひとつの緑の塊が顔を覗かせる。次第にそれは、糸に引っ張られるように露出してゆきーー…かざしていた手のひらに収まるような形で、緑の結晶が抜け落ちた] …ーーーーー、ふ ぅ。[大きく息を吐く。完全に解き放たれたという、解放感と爽快さがあった]