― 斥候隊天幕・隊長の部屋 ―
[足早に天幕に戻り、ソマリの部屋に向かうと。
食事を運んでいる隊員を追い抜きそうになった。
二人分の食事を受け取ると、そのまま部屋に入る]
――……入るぞ。飯。
[短く口にすると、テーブルにそれらを置き。
自らはとっととパンをかじり始める。
彼がもし眠っていれば、がしがしと揺らして起こしただろう。
損害状況についてと、人員の異動による斥候部隊の補充について
ウェルシュに語った見解>>407等を手早く語る。
特に異論や、ウェルシュへの追加報告がなければ、
食事を終えたらすぐに、再び報告へ戻るつもりだった]