[席をひとつテーブルから離れさせ、車椅子を置けるように。
それでも椅子に座るこちらよりもリエヴルの目線は少し低くはなるか]
リエ、普通の紅茶でいいかな?
もうちょっと脚の低いテーブルがあればよかったんだけど
[普通の、という事は普通で無い紅茶が存在するという事は
なんとなく察しも届きそうな気はするけれども。
一方、ギィがスコーンを分けてくれたので此方は任せる事にし>>398]
あぁ、そうだギィにジェフ。
楊貴妃にも親しまれてた、とっておきの高級紅茶があるけど
勿論飲んでみるよね?
[尾鰭がついて話は更に誇張されてしまっていた。
クレステッドから何らかのツッコミが入ったやもしれないが。
人望のあるリエヴルに勧めなかったのは、
飲ませた所で、後にやってくる周囲からの批難が厭だったという理由。]