[眉を顰める相手に少しばかり困った顔をした。誤解、しているのだろうか。互いの都合が一致したときに、でも意思を尊重する悪魔など、他にいないだろうに。――ただ自分が被食者だという自覚はなく、>>391彼、べリアンは話が通じるのでは、と淡い希望を抱いてしまう。迂闊なのは昔から。]