人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


商人 ファミル

    ――――…!
 閣下に在らせられましてはご機嫌麗しゅう…
 
[サササ、と壁際まで退き、首を垂れる。
顔を上げるのは恐らくは許されないと思ったゆえと…――
エルフゆずりの金髪は、中々に珍しい淡い色であるために、記憶の一旦に残る、そう思われた為である。]

 やや、ファミルめのお名前までご存じとは、
 流石の御晴眼、感服いたしました。
 ……小隊、ですか。
 
 聊か、身に余る光栄に御座います、ええ、
 ファミルめには、数匹の使い魔を当てて頂ければ十分でございます。
 
[深々と頭を下げたまま、声だけは張ってみせたものの。
つまりこれは、忠告、だろう。

鼻につく動きをすれば殺す、そういう意味だ…――と、ファミルは考える。]

(411) 2014/03/28(Fri) 20:19:39

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