人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

 ……少々無理をしてでも、
 ここで決着をつけておかねばならぬかもしれんな。

[ 黒馬に装着した愛剣に指を這わせた。
 「完全なソマリ」に対抗できるのは、魔軍にはテオドールしか居ないだろう。
 
 単体で強い敵も、包囲し弓と槍で封じてしまえば倒せる。
 ……だが、魔軍の弓はお粗末だ。
 接近戦ではもう少し何とかなるが、今度はソマリの馬に追い付けない。
 全てを兼ね備えたのが、王たるこの自分しかいないとは。 ]

 ……本当に。
 時間が足りない。

[ 同じ空の、別の場所で、相手も同じ事を言っていたとは>>255、さすがの魔王も知らなかった。 ]

(410) 2014/03/30(Sun) 12:43:19

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