私は緊急警報が来てから、暫く第1エリアの方で乗客の誘導と整備に当たっていたの。
最初の方は本当に凄かったわ……。声を出していないと不安で押し潰されそうで。怖かった。
戻ってくる時には、此方の可愛い射手さんに助けてもらったの。
こんなに可愛いのに、弓の扱いすごく上手かったのよ。
[私がどこに居たのか問われれば、私の行動ルートと起こったことを一通り説明し、隣に居たサシャさんに再びお礼を言ってから、エレオに彼女を紹介しました。
既にエレオの料理を食べていた二人は既に顔見知りではあったのですが、レストランに寄れなかった私はそのことを知らなかったのです。]
そういえば、レストランの方は今閉めているの?
[こんな状況だからこそ、美味しいものを食べて皆の不安を少しでも取り除きたい。
しっかり食べて体力をつけてもらいたい。
――そして、私は頼んでいた裏メニューを結局まだ食べられていない。
以上の理由から、閉めているのならお店再開出来ればいいわね、とエレオと語っていました。
勿論今のエレオには休息の時間が必要なので、再開するにしろもう少し後のこととなるでしょう。*]