[震える指先で、紙片をそっと裏返す。ひとつひとつの単語に篭められた、友の想いに]……、っ、… 馬鹿、 やろ…[あの士官学校での日々が、どれ程貴重で掛け替えのないものだったのかを。強く強く…噛み締めた*]