─ ミリカ村への途上 ─
ジーク殿。
一息に森の端まで進むことは可能だろうか?
途中休憩を挟まなければいけないと思うのだが、身を隠す物が無い場所で休息を取るわけにもいかないだろう。
[ジーク殿へと問いかける時は自然と顔がそちらへと向く。
フードにより視界が狭まっているせいであり、それ故黒馬の方へ向くと自動的にシュテルン>>404も視界へと入って来て。
手を振る様子には半目になり、ふん、と鼻を鳴らした]
ミリカ村には騎馬でも2日は掛かる。
1日も経たないうちに音を上げるな。
[警戒も相まって、シュテルンへと向ける言葉は少し棘が含まれている]