[祝福の仕草の後、魔犬の仔を抱き上げ直す若者を見やる。>>391ずっと飼うつもりだろうか。元の世界に連れ帰るつもりだろうか。だが、それについては何も言わず、ここに残るという若者にひとつ頷く。] ここは、瘴気がさほど濃くはない。 動かず、助けが来るのを待つのもひとつの方法でしょう。