― シュヴァルベ・帝国拠点 ―
[>>388
――……そうか、と。
言葉が落ちていく影を追ってから、ソマリの顔を見る]
……いいのか?
[ふと、湧き上がる言葉。
敬語で丸めずにそのまま吐き出した言葉を、自分で少し、検分する。……足りてない。前後が]
――……誰かにやらして、いいのか?
[それを言い終えたかどうか。
>>392 察知した人の気配に、口を噤む。
足音は軽く、何かを顰める様子は感じられない。
下がろうとすれば、逆に間が悪いだろう。
待って、それから退出することにして、足音の近づくのを待った]