おおっと。[この体は思いの外軽い。閃光にあえなく宙へ浮く。真に望む体躯とは雲泥の差だ。それでも決して悪い事だけじゃない。撃ち込まれた先から、爆風によって移動する事ができたのだから。] 同じ事を繰り返してちゃ、世話ないっす。[先に消化器をぶちまけられた時と同じように、間合いを詰める。それでも、晴れるまでの間に詰め切れなかった分、嗅覚を断たれた意味はあったか。煙が収まった時、互いの姿は正面に。]