んー?
いや、これが神代の通常だぜ?
[初めて真っ直ぐ向けられた視線。
お、と思いつつも、こちらも真っ向受け止めて]
ん、まあ、ここには守護者に当たるのはいない。
その役目は、黒輝……こいつに、一任してたからな。
[言いつつ、視線を流した先にはいつの間にか傍らに来ていた巨狼]
っても、あの門の先は半分くらい異界と化してるからな……何が出てくるかは、しょーじき、俺にも読めん。
[わかっているのは、狂気と瘴気が濃く残っている事だけ。
門の先で何に出くわすかは、神のみぞどころから、神すら知らぬ、というのが実情だった。*]