人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


タイラント テオドール

[ 魔法の傷でわずかにテオドールの動きが鈍る。
 アランとの戦いも、優勢から拮抗へ。
 そしてその時、森の向こうで……黒い黒い煙が立ち上った。 ]

 ……!

[ モーリスの方向だ。
 テオドールに従う者達はモーリスを拠点としているが、周囲にはまだ支配下にない魔物も数多い。
 不在時は、副官に任せているのに……と思ってから、
 テオドールは大きな失敗をしていたことに気付く。

 副官は……彼はもう居ない。
 名も、存在すらも消えうせた彼……あえて仮称するならば
 「匿名M」は……、
 テオドールの使える唯一の魔法の触媒となって、この世界から消えた。

 彼が居た事をもう誰も覚えていない。
 テオドール以外。 ]

(404) 2014/03/28(Fri) 19:48:28

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