――――?[食器音とは別の、何かが擦れ合う気配に、ぱちぱちと目を瞬かせた。][胸元の石が熱を放った気がするのは、“おなじない”と類似しうる力に反応してのものか――] ……と、ありがとね。 後はあたしがやっとくから、あっちへ戻っていて構わないよ。 大事な話だし……ノートに書き留めてくれるとはいえ、聞けるなら聞いといた方がいいだろうから。[それが何なのか、考えるには至らず、談話室へ戻るように促した**]