[そうして…誰が投票したかなどはわからないが、多数決で自信が処刑されることになると決まっただろう。その頃にはもう自力で動けるようになっていた。]
…いいや、自分で歩けるさ。
[処刑のために連れて行くと言われれば、抵抗しないことをアピールして自ら着いていく。最初から狂乱などしていないのだから…そのことと、この後からはもうヨアヒムという存在が居ないということを、そして大切な仲間を穢した人狼という存在を打ち破ってくれることを信じて、願った。]
…それじゃあな、みんな。
[途中誰かに話しかけられることがあれば、いつも通りの反応を示しただろうか。そして、談話室を出る直前…最期にそう笑って、談話室を後にした。]