[そうして、かえりゆく人らへと視線を向け]「私にはね、一つ夢があったんだ。 夜中に思い出し大泣きする弟が、泣かずに眠れるように、悲しいお話の続きを「めでたしめでたし」で終わらせようとね。 その道のりは遠く険しかった。けれども、今、その願いは果たされようとしている。 ありがとう」 ローズマリーは是非また作詞してほしいね。 千年以上に渡る、門に纏わる、めでたしめでたしで終わる物語を。 あっちで楽しみにに待っているから。