[弩の斉射に晒されている重歩兵隊の背後より、再び敵騎馬隊の足音が迫る。>>375本隊を援護するべく移動していた分隊は可能な限り足を早めたが、機動力の差でわずかに間に合わないかと思われた。だが、もしも本隊がいくらか突撃を受け止められたなら、横から攻撃することが可能、かもしれない。横に対して作られていた盾の壁が、じわりとやや後方へも回される。]