[目を焼くような光と熱を盾で防ぎ、顔をあげると、炎を逆光に背負う敵将は忌々しい程度に様になっている。 呆けて見上げたままでいるわけにはいかず、フォルカタを腰に差し直し、先ほど投げたパルチザンを回収するが] 分断…か。[悪いこととはいわない。あの炎ならば、敵軍さえも追撃は困難を極めるだろう。それにほどほどに時間も稼ぎはした。] 後はどう生きるか…[危地において尚、強烈に死に抗う生を瞳に宿す瞳は鋭く女と火竜を見据えながら、じりと距離を置くように後退をした*]