なお。これは弾薬と共に本国に要求しているものだが。魔法石の屑が、ごく僅かだが届けられる手筈になっている。これは届き次第、卿らに渡るよう手配している。兵に配るまでの量はない。各士官の判断で使ってくれ。気休めかも知れんがな。[口にするのは、魔法銃への対策だ。カサンドラが以前語った>>2:194「対応策」のことである]俺からは以上だ。別案があれば聞こう。何かないか?[漸く男は口を閉ざし、ぐるりへ視線を巡らせた*]