[当たったのを認めれば、そのまま全弾射ち込むつもりだったのに。 それより早く、一本の触手が青年の胴に巻き付いた!]うわぁっ!?[嫌悪の声。 アヴェの方へと引きずられ、身体が軽く浮く。 とっさに左手のペンを触手に突き立てれば解放されたけども、浮いた状態から解放されれば尻餅つくのは当然のこと。]っつ……。[痛む体そのままに、体制立て直し、ポケットからジェム3つ取り出して青藍に押し当てた。]