[飲み物を差し出した、フィオンとベルティルデはどうしていたか。
緊急警報の後、ベルとの別れ際。
不安からだろう、くしゃりと一瞬崩れた彼女の表情を思い出す>>231.
防弾チョキを着こんだ今の彼女は、とても疲れた様子に見え。
そりゃ、いくら性別問わず、採用試験に体力テストがあったり、
船内訓練で犯罪者対策があったりしても。
こんな緊急事態での実践は、新人のベルは初めてだろうしなぁ…。
拳銃>>239は、まだ掌中にあっただろうか。
シリンダーの中、減っている弾数が見えたなら。]
よくやった。誘導も防衛も、がんばったな。
君はちゃんと、シルバー・メリー号の為に戦って、
大切なお客様を守ったんだ。
[乗員であるがゆえに。
多分 不安や怖さを誰かに言えなかっただろう、
真面目な同僚の肩を、ぽんぽんと労うように撫でた]