羊飼い カタリナ

［　そのまま、部屋の外へと向かいながら
　　丁度同じように部屋を出るディーさんに向かって
　　笑って見せる。>>374
　　こんどはニヤついたそれじゃない。
　　心配と信頼と尊敬を乗せた精一杯の笑顔だ　］

　ねえ、ディーさん、私すっごく失礼なこと言ったよ。
　金狼様を駄犬だなんて言っちゃった。
　せっかくの祝福をカルガモの合唱と侮辱した。
　この人狼騒動も金狼様の戯れかもって思ってる。
　きっと罰が当たるよ。普通なら。
　でも、もしも明日もさ私がディーさんに会えたら、
　罰がなかったら、間違ってない流れなんだよ。
　金狼様にとっては。
　ね？ だからその時はディーさんが代わりに叱ってよ。
　そしてゲルトさんの予言のこと一緒に考えよう？

［　ニコさんとディーさんの会話を効く限りは
　　なんとなくディーさんのこだわりとは違ってる
　　気がしないでもないけれど、それはそれ
　　私なりの発破をかけたつもりになって
　　部屋を後にした　］**