人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


気儘な猫 カレル

…――ふたつめ、
本当は、疑えそうにないからこそ、クレステッドを最初に選ぼうと思った。

けど元より、「疑えそうになかったから」鑑定したかっただけ、…つまり疑っては居なかった訳だ。
そんな消極的な理由で、何時まで残れるかもわからないのに、貴重な鑑定を潰すのは惜しかった。
そして、「俺」が「先生」を鑑定して、ルージュじゃ無かったら?その結果を誰が信じる?そう、考えた。

だからこそ、俺にとっても、この後残る皆にとっても、無駄になると思って、避けた。

(395) 2013/10/05(Sat) 04:49:53

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