[ほうけた口調で、弟の名を呼ぶ。ようやく焦点の定まりはじめた瞳の中、笑顔のディークが「おはよう」と告げる。口に残る血液の残滓。 ……あァ、こいつに助けられたのか―― 自分だって血が足りて無いくせに、と、苦笑が漏れる] ありがとう、もう大丈夫だ…… ときに、俺が倒れていたと――ごふブァ!?[>>324――なんか飛んで来て、思いっきり飛び蹴られた]