……ありがと。[立ち上がり、演奏家の魔女へ小さくそれだけ礼を言えば他にも助力してくれた魔女一人一人に頭を下げるだろう。] 『なんだよ、お前も礼くらい言えるのか。』 人として当然のことしてるだけだ。畜生は黙ってろ。[巻き疲れていた足をぷらぷらと動かす。痛みは特にない大丈夫、まだ自分は歩き続けることができる。傍らに落ちた十字架を手に取り安堵の息をはいてはみたが]