人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


狩猟師 ギィ

[官能を感じる暇を与えぬ、
まさに"吸う"ではなく"喰らう"吸血方法で。
これは確かに制御も難しい化物だ、などと
今日の森での一件へ思い馳せ、
関わった人物達に心の中で十字を切りつつ。

男もまた、遠慮なく手首の筋を噛み切り
骨までの肉へ喰らいつき、啜った]


[カレルの気配に気づいて獰猛な猫を剥ぎ取ったのは
その光景を見られる事を嫌ったわけでも、
彼等の関係性に遠慮したでもなく
単純に、まともな思考で話を聞きたかったからだった。

銃の出番は無かったらしい*]

(393) 2013/10/05(Sat) 04:43:18

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