うう…ん?あれ…
[辺りに人の気配はなく、視界の端に暴走するドロイドの機械音が聞える。]
!データ、データは…!?
[意識がはっきりして来て一番に、データの心配。
慌てて身体中くまなく探し、データの無事を確認する。
ホッと一息ついて、次に思い浮かんだのは]
避難は…避難しないと…!
[少し身体が痛むが、そんなことも言ってられない。
がらんどうになった連絡通路を走り、避難挺のあるエリエへ急ぐ。
勿論、残っている避難艇が全て動かない>>297ことも、そんなやり取りが警備員と海賊との間であった>>304ことも知らない。
そして、第一エリアから近づいてくる赤い影>>384にも、勿論気づかないままだ*]