[それから、10年。両親は迎えには来ず、少女は神父に育てられた。それこそ、まだオムツをつけてた頃から、初めてよちよち歩きをしたのも神父の目の前だったし、リーザが言葉を覚えてか外で駆けるようになって、今日までリーザは神父のもとで過した。]