人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


死霊魔導士 ベリアン

[ファミルにそんな交渉を持ちかけていた最中に、テオドールが姿を現す。
それだけで部屋の空気が一変した気がした。

威厳といってもいい堅いオーラを纏う人界の魔王に会釈をし、彼がファミルに語りかける内容を黙って聞く。

思えば、初めて会ったときも、テオドールはベリアンの名と得るべき称号とを口にしたのだった。
自分はあれを心地よいと感じたが、ファミルはどうだろうか──]

(393) 2014/03/28(Fri) 19:27:47

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