ラウエンブルク大佐より、奇襲作戦の実行は、貴官の部隊が適していると推薦があってな。 先ほど地図を見せてもらった。司令部の指令に応えるに十分なほどの情報が集まっている見事なものだった。私としても、是非貴官の部隊にやってもらいたいと考えている。[彼の胸中知らず、重ねられる言葉は。 非日常に染まった中でも、授業の時の言葉の並びと同じ―― 迷い、戸惑い それが一切排除されていた]