人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[その肉薄の折、双眼鏡を覗いていた幕僚のひとりが、あ、と声を上げる。双眼鏡を手渡してきたので、いぶかりつつも覗いてみた。
相手の艦の艦橋に視点を合わせれば、そこに見知った顔を見つける。
全身の血が、頭に上ったような気がした。]


  タクマ・ナギ ───…!


[激情と共に、奇妙な嬉しさがこみ上げる。
彼は、ここに居たのだ。去って行った2艦ではなく。
この手で、彼女の無念を晴らすことができる喜び。]

(392) 2015/11/10(Tue) 01:45:23

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