……っ、 …………っか……
……馬鹿なことを言うな!
[ナイフを手に取ることもなく、声を荒げ怒鳴りつける。
カサンドラが今まで見せた中で
一番とも言える心からの笑みを受け取った礼を、
今まで見せたこともないような怒号で返す。]
お前は誰も殺していないのだろう?
なら何故そのようなことを言う?
命ってのはな、他人が簡単に奪っていいものじゃないんだよ!
生きたくとも生きられなかった奴らが
星の数程に居るのは知ってるんだろう?
お前の友人や仲間だってそうじゃないのか!?
[感情が迸るままに。
既に何も目に入らないまま声を荒げる。]