人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[面白い相手だったと記憶している。
口を開けば船のことばかりなのは辟易したが、彼の専門的な話を聞くのはなかなかに楽しかった。

父はその席で、妹のイルゼをウェルシュにという話もしていた。
父としては本気だったのだろう。
ストンプで作られる船の品質は超一流だ。
交易商にとって船は命だから、ストンプと太い繋がりを作っておくのは悪くない。
当時、5つか6つかだった妹の写真も持参していた。

結局、その後の話が進展したようには見えなかったし、自分が交易商ではなく皇帝の側近という道を選んだことで妹の嫁入りの話は全て立ち消えになったはずだが。]

(389) 2015/11/04(Wed) 17:18:28

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