[一方その頃。橋に向かった一隊は、苦戦を強いられている。彼我の戦力は、ここにおいては逆転した。公国側は、帝国兵らを少しでも渡さぬよう押し留め、どうにか攻撃を仕掛けるのに精一杯だ。対岸からボウガンの矢が飛来する>>249射撃は攻撃の距離に勝れど、威力は彼に譲る。橋に近づいていたゆえに矢は届き、じわりじわりと騎兵は数を減らしつつあった]