[彼女の祖父と地下の書庫に入った時。2人で灰かぶりになった時に、互いを知っていれば。もっと前に知る事が出来ていれば](背に乗せてやる事も出来たかもな…)[叶わぬ夢だけが増えていった](せめて…お前の願いは叶えてやりたいが)[村の滅びを見たいと伝えで聞いた娘の願い。叶えられるだろうか、と膿んだ左手を見つめていた]