人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


山岳の民 ヴェルザンディ

― 太古の森へ続く街道 ―

[先へ急ぐ事に気を取られていたから、自分たちが誰を追い越したかなんて気にしていなかった。
だから、その人物がこちらを追って来るなんて、当然の如く予想外の事で]

 『ルディ、なんか、追ってきてるのがいる!』

 ……なにそれ!?

 『いや、俺が知るか!』

 あー、もう、この忙しい時にっ!

[そう、思いながらも肩越しに振り返る。
追ってくる姿に見覚えはない。
ないからこそ、追われる理由が気になって、手綱を引いた。*]

 なんか、用事!?
 こっち、急いでるんだけど!

(388) 2015/03/15(Sun) 20:50:34

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