人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍中佐 ロー・シェン

[一方。水雷艇にも、迫り来る巡洋艦>>363があった。]

『…ッ、向かってくるか。  それなら――!』

[突撃は本来、水雷艇の十八番の動き。
故に判断は早かった。
寧ろ、狙われた水雷艇も、これをチャンスとばかりに速度を上げる。


  突撃に似た速度同士の交差は、
  あたかも抜き身の刀を鍔迫り合うかのごとく。


…だが口惜しむべきは、片方が日本刀であるのに対し、
もう片方は小太刀であるということだった。
リーチの差――すなわち、砲弾の飛距離。]

(386) 2015/11/14(Sat) 04:16:38

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby