― サクソー川/橋の北側 ―
[陣は動かす事なく、ただ、僅かに前に進みでて。
言葉交わす者たちに銀灰の瞳を向けていた。
最後に向けられた視線>>373は、特徴的なその姿を捉えたか、否か。
いずれにせよ、離れて行く騎影に向けるのは、静かな銀灰の瞳]
……まあ、そんな気はしてた。
[本陣に顔を出したダーフィトの言葉>>381には、予想していた、と態度にも滲ませて小さく呟いた]
ああ、そろそろ来るだろうな。
……オクティも砦までたどり着いてるし……向こうとしちゃ、はやいとこここを抜きてぇだろうから……こっちも、気合入れて、迎えねーと。
[声ならぬ声で伝えられた事をさらりと交えながらこう返し、それから]