― 灼熱の闘技場 ―治療?[謝罪は重ねられたが、その声色は不遜に近い色を含んでいるように感じられた>>370。普段ならば喧嘩を吹っかけるところだったが、今はやるべきことがあるために辛うじてそれは思い止まり。代わりに紡がれた単語を反芻するように口にした。軽い音を立てる袋にも目が行く]…あぁ、稼いできたのか。[治療の言葉とコインが詰まっていそうな袋。その二つから闘技場で闘って来た者なのだろうと推測する]