人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


境界なき者 ステファン

― “彼女”の部屋 ―


[彼女の孫が彼女の義娘と話そうとした時は焦ったが、その後は黙したままなので、何を思うかは気に留めずに先を急ぐ。
やがて、彼女の部屋へと着けば、去った時より呼気が浅くなってしまった想い人へと声をかけ――…]

 
 ごめん、遅くなった。
 約束通り連れてきたよ。今、皆を呼ぶから少しだけ待ってて。
 

[間に合ったという事への喜びを浮かべながら、壁にかかった振り子時計を慣れた手付きで操作した。
その間は連れてきた彼が、彼女に何を語ろうと、それを阻むことはなく]

(386) 2014/05/04(Sun) 02:05:01

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby