[ 医療データを見られることへの。
あるいは、見られた後へのか。
どこか予防線のようにも、”だーいじょうぶ”だと
大げさなくらい言い張る様子は。
記憶の中の、倒れた姿がなくても。
逆に、怪しいように見えてしまうのだがなぁ>>245 ]
………。”個人的な我儘”、か。
それは、まあ。
私も、分からんでもないがなぁ…。
[ 逸らされそうになりながらも、逸れなかった眼差し。
困ったような…けれど穏やかな瞳と、からりの笑みに。
薄っすら透ける気のする、覚悟のようなもの。
それは――…自身も覚えのあるもので。
知られるのは駄目ではないかもしれないが
少しだけ先延ばししたい心境までは、慮れずとも>>244>>245
説明に納得した様子の代わり
案じる気配は混ざりつつの、溜息をひとつ。
実際の程は、後でドクターに
ディークの医療データを要請しようと思いつつ。 ]