人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


変わり者 アレクシス

 私などの安否を気にする必要はありませんよ。
 貴殿の方こそ、そろそろ甘露は受け入れられましたか。

[自嘲と皮肉を混ぜ込んだ声音を、ジークムントへと投げかける。
彼が吸血を躊躇していることは知っていたが、それを心配するような間柄でもなく、配慮するような優しさも持ち合わせていなかった。]

 ちょうど乾杯をしていたところだったのです。
 貴殿も共にいかがですかな。

[彼の手にはまだ、ヴィンセントに渡されたグラスはあっただろうか。
なければ影がグラスを差し出すだろう。
深い赤を視線で示し、あくまで穏やかに目を細める。]

(385) 2014/02/18(Tue) 21:07:51

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