[舌を覗かせる妖艶な仕草に双眸を細め。首筋で脈打つ血管、その奥の液体も愉悦を感じて高鳴りを帯び。カヌレを吐き出す様子に舌打ちするも、手首に牙を立てる事が叶い、「Shit」は命じずその甘露を飲み干していき] ――…っ、豚野郎は躾もしてくれなかったのか…?[限界だったのだろう事は理解出来たが、口許へ薄く笑みを梳いてそう紡ぎ。片手で赤髪を搔き上げ、先に小鬼に吸われた箇所とは異なる耳下のライン、首筋を飲め、とばかり差し出した。]