― 記録・少し前 ―
元気!それはいい。――無茶?
んー、機関部員に見つからないようにしてることぐらいかな!
ミーネ、君も無茶せずにね!
[アースガルドに捕まって戻った当時、ミーネにはとても心配をかけた>>333と、帰還時の反応でよくわかった。
自分の胸板を叩く拳を、テオドールは咎めもせず、止めもせず、黙って受け入れた。
不安げに揺れる瞳に見上げられれば、「悪かったよ。」と笑って。
彼女の栗毛を掻き混ぜるように優しく乱暴に撫でた。そういう目で見られたら、今度から前に出過ぎないようにしよう、とは思うのだけれど。
自制出来ているか、と言われると少し微妙かもしれない。]
[大慌ててで無線部から出るときに、またね!と一言残して、彼女に背中を見送られた。*]