[己の言わんとしたことを察した返答に頷く。>>378>>379] ―――…今クレスが本調子じゃないことは確かだけれどね。[その原因が何によるものなのかは、自分が一番よく知っていた。そして、彼の心臓を持つ己が今の真祖を殺し得るのか少し考えて―――やめた。無意味なことだ。白刃は、ひとまず破棄せずに手に持って眺めたまま。] ………私に……なにができるだろう。[ベッドの端に腰を下ろし、刃を置くと、祈るように指を組んで目を伏せた。]