― 灼熱の闘技場 周辺 ―僕が目を覚ました瞬間、その喉笛切り刻まれたいならそうしろ。[>>380からかうような声色に、怒りを含んだ声で応える。勝者と敗者の論理を持ち出されるも、視線は険しいままだった。]屁理屈を…そんなルールは無かったはずだ。[あの闘技場の明確なルールを理解していた訳ではないため、こちらの言い分が正しくない可能性もあるが。構わず言い放ち、手は慣れたように腰に伸びる。伸びて、そしてそこに当然のようにあった剣に手が触れると、驚いた様子で剣を見た。]