[咄嗟に二人の元へと駆け出せば、折しも外へと走り出したサシャの後ろ姿が、見る間に遠ざかる。>>370その背に、二人の必死の叫びに応えることもなく。ほんの一瞬だけ視線をとどめ――けれど、直ぐに二人の元へと] 無事……じゃねえな、くそ…[とっさに、その場にいただろうカークの姿を探しつつ。二人の腕を伝う血にぐっと顔を顰め、傷の具合はどれほどか、何か止血するものがないかと>>363>>368]