……影の、眷属?[竜の言葉に、眉を顰める。>>374竜が示す方を見やれば。霧を切るよう進む、褐色の気配を感じて。] ――――…………ああ。 ……あの子、か。[……迫りくる気配。このままだと、確実に居合わせる事とはなるが。逃げの姿勢は取らず、一つだけ。嘆息と共に、手綱を握り直した。]